Ｘ月Ｘ日
今月に入ってすぐ、第45代横綱若乃花が亡くなりました。大相撲歴代二位の小兵力士なのに、現役時代には｢かかとに目のある若乃花」など、その土俵際のしぶとさ、「仏壇返し」などの大業をこなす怪力も謳われました。
小さい頃から相撲好きだった私は、土俵で若乃花を見たことがありませんが、現役時代の土俵ぶりはむしろ熱心に追っていました。当時姉弟三人で中央線阿佐谷駅南口から青梅街道を越えた、そのまた奥の成宗に住んでいましたから、その近くにあった、若乃花の所属する花籠部屋には、いっそうの親しみを感じたものです。その辺りは、両国を中心にした当時の相撲部屋の立地としては辺鄙で、その頃は蔵前にあった国技館に向う浴衣がけの力士が、国電の中で小さくなってゆられていたのをよく見ました。小部屋の悲哀をなめたと報道されたことも時にはありましたが、関脇時代から土俵の上で頭角を現していた若乃花が横綱に昇進した時は、｢とうとうやったか｣と感慨を持ったのを覚えています。
現役を退いてからの消息は、力士時代の好敵手栃錦＜春日野＞の後を継いで協会の理事長を勤めるなど、風の便りに聞くことになりました。
私の友人が新宿のある場所で、知合いのスポーツ記者と食事をしていると、向うに引退して二子山親方になっていた若乃花が連れと座っているので、その記者が挨拶に行ったところ、間もなく店の人が｢親方からす｣と徳利を数本届けた話を聞いた時には、「なるほど、そうした付き合いもあるのだ」と感じたものです。また比較的最近に、朝方阿佐谷近辺を散歩していて、すれ違う人ごとに「おはよう」と声をかけるのは、決ってこの人の方からだと聞いて、同じことをできるだけしている身として、「我が意を得たり」と思ったりした程度です。
若乃花がいなくなった今、これも最近のオランダの柔道家Ａ．ヘーシンク＜東京オリンピックの金メダリスト＞の逝去とともに、古い、古い時代のスポーツ世界＜そこでの主役は「根性」（負けじ魂）と「忍耐」（修養／あきらめない）でした＞が去ったことを思わせます。■<091010>
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冬至を過ぎて柚子湯に入り、来年のお守りが手元に届くなどすると、歳末を感じ
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毎月ほぼ決まった日に決まった街への往復があるので、その街の古書店に行きます。
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今月に入ってすぐ、第45代横綱若乃花が亡くなりました。大相撲歴代二位の小兵力士なのに、現役時代には
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いつものように、閣僚など政府関係者の資産を政府が公開しました。新聞は
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こんどのアメリカとカナダへの出張は期間が一週間と短いので、出発時間を半日繰り上げるなどして
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善良な市民として、私は時々調査会社から複数回答のアンケートへの回答を頼まれます
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これは極めて私的なことですから、興味のない方はとばして下さい。
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卒業と入学の季節を迎えて新聞の投書欄に若い人の文章がふえていて、
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雨の降り始めたこの間の夕方、バスの停留所でこんなことがありました。
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新しい年の始めには、多くの人が「今年はどのように過そうか、何をしようか」と考えます。
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「去年今年貫く棒の如きもの」＜こぞことし つらぬくぼうのごときもの＞は
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毎年この時期になると、電車やバスの中でカレンダーを持った人を見ます。
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10月に入るとさすがに夏の暑さも影をひそめます。そうすると周りが急ににぎやかになって
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今年の暮にこの個人サイトの英語版を開くことにして4月から準備しています。
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大雪山系の大量遭難騒ぎの最中に、W.クロンカイト＜Walter Cronkite＞の死が伝えられました。
×月×日
夏はお化けの季節です。この夏はお化けや妖怪の本を少し読みました。
×月×日
梅雨の晴間に大学街の古書街を回りました。以前その近くに借りて、５年間通っていたオフィスを引払って
×月×日
所属しているNPO法人「シニア総合研究協会」に、「見る・聞く・話す米語サロン」という名前で私が主宰する
×月×日
ゴールデンウィークには、私にも毎年やることがあります。それは読まずに手元にたまった本を読むことです。
×月×日
昭和17年4月18日、日米が開戦してからほぼ4ヶ月経ったこの日、東京は初めてアメリカ軍による
×月×日
ふだんは興味の中心からやや距離のあるテーマについて書いた本を、偶然の機会から読むことが年に何回かあります。
×月×日
よく晴れた立春の一日、この季節に一斉に公開される京都市内の寺宝を、観光バスで訪ねました。
×月×日
2009年は平穏に明けて天気もよく、東京では初日の出を拝むことができたほどでした。
×月×日
11月に入って、中国残留孤児の肉親探しのための一時帰国が今年もありました。
×月×日
拙宅の改装工事が終って仮住まいから戻ったのを機会に、「森銑三著作集」
×月×日
30年前に建てた、高井戸の拙宅の一階部分を改築することにして、その間の仮住まいには、
×月×日
城戸久枝「あの戦争を遠く離れて」（2007年 情報センター出版局）を読んだ。
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写真集「子供たちの時間」（橋口譲二1999年 小学館）を読みました。
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３日間家を空けて旅先から戻りました。戸を開けて家に入るとそのままの
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もう５年近くになりますが、浴風会＜社会福祉法人「浴風会」は、1925年
×月×日
昼食の後、近くの浴風園に行って「認知症予防」の講演を聞きました。
×月×日
いま３組に分れている「見る・聞く・話す米語サロン」のクラスのひとつで、
×月×日
｢バカの壁｣（養老孟司･新潮選書・2003年）を２つの疑問を念頭に読みました。
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恒例の寒中見舞を出して一週間が過ぎた。もう１５年以上、年賀状
×月×日
公立高校の入試に、国語のリスニング・テストを採用する学校がふえているそうだ。
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第二次世界大戦の末期の沖縄戦での住民の集団自決について、当時の日本軍が住民にそれ
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家人が一ヶ月ほど旅行に出て家を空けるので留守を預かることになった。これは以前からの予定
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夏になると数日を選んで、日中の暑い座敷に横になって、畳の感触を楽しみながら「寺田寅彦随筆集」
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ジョルジュ･ブラッサンス（1950～60年代のフランスの歌手）に「オーヴェルニュ人に捧げる唄」
×月×日
NPOを対象に、「杉並行政サービス民間事業化提案制度」の説明会があった。この制度は、
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こんどのアメリカとカナダへの出張は期間一週間と短いので、出発時間を半日繰り上げるなどして、
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高校時代の友人、横浜の歯科医浜野文夫君から郵便が届いて、著書の寄贈を受けた｡「浜文味の旅」第６巻
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NPOで月に２回「見る・聞く・話す米語サロン」という名で開いている、13人の英会話のクラスは人気が高い｡そこの授業の一部
